PDM導入事例4(業種:部品メーカ、売上:100億)

2015年9月18日配信

<PDM導入の目的>

  • 技術情報の一元管理

 -履歴管理(ファイル/構成)
 -検索(属性/全文)
 -構成管理
 -セキュリティ
 -多言語対応

  • ペーパーレス化と電子承認

 -押印

 -メール通知

  • CAD連携による可用性向上

 -2D:MicroCADAM-Helix

   参照用PDFファイル/サムネイルの自動生成

 -3D:CATIAv5

   属性/構成情報を自動抽出してFullWEB-PDMのBOMに反映

CAD連携の概念図
CAD連携の概念図

(1) 成功の要因

  • 技術部門の担当者がFullWEB-PDMで出来る事/出来ない事を率直に理解し、プロジェクトのスタンス(コストを抑えた要件実現)を認識した上で現実的な運用方法を検討した。
  • 一般ユーザに対し実運用に沿った教育を徹底した。
  • 常に現場で密に打合せを実施した。

(2) コネクテッド製品が選択された理由

  • 信頼できる導入実績
  • 拡張性の高いパッケージとその現実的な拡張コスト
  • 標準パッケージの将来性

(3) PDM導入前の状況

  • 技術情報は全てファイルサーバで管理
  • 意図せず部内に閉じた情報管理
  • 図面は使用有無に関わらずTIFFやPDFを手動で作成

(4) カスタマイズ内容

  • CAD連携(MicroCADAM-Helix, CATIAv5)
  • 押印(改訂時は最終承認者のみ押印)
  • 承認情報の自動属性転記